今回のリノベーションは単なる模様替えや設備入れ替えではなく、既存の建物の良さを見つけ、その要素をさらに活かしながら、まったく新しいものを作り上げられた。リノベーションには木部だけでなく、ユニットバスでない作り付けの浴室、塗り壁、タイルなどと新建材ではなく素朴さと、職人が手掛けた素材感ある仕上げ。新築とはまた違ったリノベーションだからできる事が随所に。

築100年の家は、日当たりと風通しが悪く、湿気も多くてカビに悩まされていました。我慢して暮らしていましたが、1歳の娘が室内でしもやけになったのを機に建て替えを検討しました。情報誌に載っていた瀧建設の家を見て、無垢の木を使いながら、奇をてらわない住み心地のいい家を作ってくれそうだったことと、社長の人柄とイメージしやすいフリーハンドのスケッチが決め手になりました。「リフォーム以上、新築未満の家づくり」で築100年の古民家を再生してもらいました。親戚へのお披露目で叔父や叔母からは「よく残してくれた」と喜ばれました。こんなカッコイイ家になって驚きです。